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「花京院、今日…家来ねえか」

 ぎゅ、と承太郎に強く手を握られて、ぼくはどきりとした。
 キラキラした緑色の瞳が、ぼくをじっと見つめている。
 その瞳が欲情と熱を孕んでいるのを、ぼくは見逃さなかった。

 

「う、うん…いくよ…」

 

 ぼくはどきどきとうるさい鼓動を必死に抑えながら、承太郎の手を強く握り返した。

「あ…」

 

 お互いに服を脱がせあって、裸の身体を見せ合う。
 承太郎のペニスは既に痛いほど勃起し、先端からとろとろと蜜を溢していた。

 

「さ、触っていいかい?」

 

 承太郎に問えば、いいぜと促される。
 すり、とペニスを扱くと、赤黒いそれが、また一回り膨張する。

 

「お、大きいな…」
「そうか?」
「うん…」

 

 承太郎さんに勝るとも劣らない大きさのペニスは、臍に付かんばかりにいきりたっている。
 血管がビキビキと浮かんだペニスを扱きながら、ぼくはごくりと喉を鳴らした。
 これからこのペニスに、思い切り犯してもらえるのだ。

 

「ン…花京院…」

 

 気持ちよさそうに吐息を漏らす承太郎に、きゅん、と尻穴が切なく疼く。
 ぼくはもう我慢ならなくなって、自分の尻を自ら解しながら、承太郎のペニスにしゃぶりついていた。

 

「うぐっ…か、きょう、いんっ」

 

 ぶる、と快楽に身体を震わせる承太郎に構わず、ぼくはじゅるる、と彼の性器を吸い上げた。
 舌先に感じる先走りの苦味に、理性が吹き飛ぶ。

 

「んっんっ…」

 

 レロレロ、と承太郎のペニスを舐めしゃぶる。
 むせ返るような雄の匂いに頭がくらくらした。

 

「はあ…♡」

 

 ぷは、とペニスから口を離すと、承太郎がぼくの身体をベッドに転がす。
 見上げると、獣のようにギラついた瞳で、承太郎がこちらを見ていた。

 

「花京院…」

 

 はーっ、はーっ、と荒い息を繰り返す承太郎が、ぼくの腹にペニスを擦り付けてくる。
 臍まで届きそうなそれに、ぼくは期待と少しの不安を覚えながらも、承太郎に向けて尻を振った。

 

「じょうたろ♡ぼくのここに…ちんぽぶち込んでください♡」

 

 お願いします、と尻たぶを拡げると、勢いよく承太郎のペニスが挿入された。

 

「んおぉおおっ♡」

 

 どちゅん、と承太郎の下腹がぼくの尻に当たる。
 最奥まで一息に貫かれて、ぼくは獣のような咆哮をあげた。

 

「おっ♡んおっ♡おっ♡」

 

 ばすっ、ばすっ、と技巧も何もない、ただ種をつけるためだけの乱暴なピストンにも、ぼくは歓喜の声を上げた。

 

「あっ♡んああっ♡んっ♡あっ♡あっ♡」
「うっ…花京院っ」

 

 承太郎のペニスが何度も奥に打ち付けられる。
 結腸の入り口を亀頭で突かれ、ぼくは吠えた。

 

「んおぉっ♡ちんぽ♡いいっ♡きもちいいっ♡」

 

 もっと、もっと、とぼくは承太郎の腰に脚を回してピストンをせがんだ。

 

「ぐっ…花京院っ」

 

 ぎゅうう、と中のペニスを締め付けると、承太郎が唸り、ぐっと腰を打ち付けてきた。

 

「んおぉぉぉっ♡」

 

 同時にビュルル、と腹の奥で熱い液体が迸る。
 ぼくは種付けの多幸感に、荒い息を繰り返しながら全身の力を抜いた。

 

「はっ…♡じょーたろ♡きもちよかった…」

 

 ありがとう、と言うや否や、尻の中で承太郎の性器がむくむくと大きくなる。
 まさか、と思うまもなく、承太郎が無慈悲にももう一回、とこぼした。

「まだ足りねえ…」

 

 ばちゅん、と奥を突かれて、ぼくは悲鳴をあげた。

 承太郎がぼくの脚を肩に抱える。

 

「気持ち良すぎて止まらねえ…もうちっと付き合ってくれ…」
「え…そ、そんな…」

 

 や、と腰を引こうとすると、強い力で引き寄せられた。
 がっちりと腰を掴まれて逃げ場がない。

 

「や、やあっ♡ぬ、ぬいて、んおぉぉぉっ♡」

 

 ぱんぱん、とリズミカルに腰を打ちつられて、ぼくの哀願は嬌声に変わった。
 さっきより密着しているせいで、承太郎の亀頭がずっぽりと結腸に入り込み、ぐぽぐぽと鈍い音が響く。

 

「おおおっ♡んおっ♡おっ♡おっ♡」
「あーやべえ…きもちいい…」

 

 ガンガン奥を突かれて、ぼくは訳もわからず喘ぎ続けた。
 律動で揺れるぼくのペニスからは、ぴゅる、ぴゅる、と白濁が撒き散らかされている。

 

「あーまた出る…中に出すぞ…」

 

 オラ、と奥を突かれて、ぼくは声にならない叫びをあげた。
 腹の奥に再び、遠慮なく全てを注がれる。

 

「〜〜〜〜っ♡」

 

 承太郎は最後の一滴まで注ぎ込むと、ずりずりと内壁に染み込ませるように律動を繰り返した。
 そうこうするうちに、再び彼の性器が熱を持つ。

 

「ま、まさか…承太郎…」
「悪い…花京院…」

 

 もう一回、と彼の唇から紡がれた言葉に眩暈がする。
 逃げようとベッドの上を這うが、脚を掴まれて引きずり戻された。

 

「んあぁぁああっ♡」

 

 背後からずっぽりとペニスを突っ込まれ、ぼくは喘ぐ。
 腕を引っ張られながら、遠慮なくガンガン突かれ、ぼくは声が枯れるまで叫び続けた。

 結局、覚えているだけで5回中出しされ、ぼくはずたぼろになってベッドの上に横たわっていた。
 隣では承太郎が満足そうな顔で、気持ちよさそうに眠っている。
 ぼくは自分の彼氏が、思ったよりもずっと執着心の強い男だとようやく気づき、承太郎さんとの関係がバレたらどうなるのだろうかと身震いするのだった。

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