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※水○敬ランドパロディです。広い心で読んでください。

セックスは好きだ。それも自分の存在がどろどろになるような、甘美で激しいやつが。

 

ぼくが初めてセックスしたのは、中学二年の時だった。近所に住んでいる、家族ぐるみで親しくしていた年上の承太郎に、ぼくはパクパクとおいしく食べられてしまった。夏休みで、両親は仕事に出ていて、ぼくはえっちなことにひどく興味があったから、ぼくが処女を失ったのは自然な流れだった。

 

年上の承太郎はとてもセックスが上手くて、初めてなのにすごく気持ちよくなってしまい、汗と精液でどろどろになりながらも、親が帰ってくるギリギリまで、もっともっととぼくは強請り続けた。胸や性器をいじってもらうのも気持ちよかったけど、承太郎のペニスで奥を激しく突いてもらうのは、頭がおかしくなるくらい良かった。

 

ぼくはその日からセックス中毒になり、街で声をかけてきた承太郎や同級生の承太郎と、見境なくセックスするようになった。中学時代から色々な承太郎と遊びすぎたせいで、高校生になった時には既に、ぼくのお尻はすっかり縦に割れて、乳首はぷっくりと木苺みたいに肥大していた。

 

だがしかし、表向きは優等生で通っていたし、親を悲しませたくはなかったので、ぼくはちゃあんと勉強して、承花島の中では一番偏差値の高い大学の教育学部に入学した。こんなえっちな自分が果たして教師になって良いのだろうかとも思うが、まあ性教育を教えるのには適任かもしれない。

 

熾烈な受験戦争から解放され、大学に入学してすぐに、ぼくは頻繁に「承花ランド」へ遊びに行くようになった。そして今までは我慢していたが、乳首にプラチナのピアスもあけた。「承花ランド」は『セックスへの罪悪感や嫌悪感を払拭し、生き物として本来の姿に立ち返って、まるで食事を楽しむようにみんなが安全で自由な性を楽しむことができる』ことをコンセプトとした、大人のための性の一大テーマパークだけあって、ぼくにとっては楽園だった。

 

ぼくはいいな、と思った承太郎に声をかけまくり、ランド内のベンチや、ちょっとした茂みや、様々なアトラクションや、果ては入り口にいるスタッフともセックスしまくった。ある時なんて「承花ランド」で20回中出しされたら記念品贈呈、というキャンペーンをやっていたので、フリーセックスが楽しめる園内の噴水広場で、開園時間から閉園時間まで中出ししてもらっていたら、気付いた時には40回以上中出しされていて、ぼくは記念品を2つももらってしまった。なので1つは、ぼくが付き添って「承花ランド」にデビューさせた友達にあげた。

 

「承花ランド」に新作アトラクションができたと聞けばすぐに試し、新商品が発売されたと聞けばすぐに買い、ぼくは完全に「承花ランド」の常連客になっていた。この前なんて「承花ランド」の着ぐるみを着た承太郎と、物陰で着衣のままセックスしてしまった。もふもふした着ぐるみの股間のところに、ちゃあんとスリットがあるのを知っているのは、たぶん常連客の2割くらいだろう。着ぐるみの承太郎の腰使いは最高で、ぼくは発情した獣みたいにあんあん喘いで、いっぱい中出ししてもらった。承太郎は最後に連絡先とハートの風船をくれたから、また会ったらえっちしてもらおう、とぼくは思った。

 

だが、最低でも週に一回、多い時は毎日行っているせいで、ぼくは少し「承花ランド」に飽きてきているのも事実だった。承太郎のペニスをハメたままジェットコースターに乗って色々な意味で絶叫したり、メリーゴーランドに乗って上下に揺さぶられながらセックスしたり、フリーホールで60m真下に落ちた時なんか、承太郎のペニスを思いきり締め付けてしまって、大量に中出しされてしまった。まあ気持ちよかったからいいが。

 

そんなこんなで、もはやしていないプレイなどないのではないか、というくらい、ぼくはセックス三昧の日々を送っていた。激しいセックスが好きだったぼくが、ちょっとまったりしたえっちがしたいな、と思うくらいには。

 

その日のぼくは、大学での講義をちゃあんと真面目に受けて、レポートを早めに提出してから、いつものように「承花ランド」にやってきた。小悪魔のツノのカチューシャを付け、お揃いの尻尾付きアナルプラグを入れて、上はいつものようにお気に入りのプラチナの乳首ピアス、下は尻がガラ空きの黒いレースのついた下着だけだ。

 

久しぶりに初心者向けのアトラクションで、あんまり経験のなさそうな承太郎とまったりえっちしよう、とぼくはアクアエリアのボート乗り場にやってきた。「承花ランド」の外周を、一時間かけてゆっくり自動運転のボートで遊覧するこのアトラクションは、波でいい感じに揺れるボートの上でセックスするのが気持ちいいのだ。

 

一人用の乗り場からボートに乗り込むと、反対側からぼくと同じくらいの年頃の、白いコートの承太郎が乗り込んでくる。グリーンがかった瞳に、ぼくはどこかで見覚えがあるような気がしたが、正直色々な承太郎とセックスしすぎていて思い出せなかった。

 

ボートが出発してすぐ、承太郎がぼくの腰に手を回してキスをしてきた。何度かの軽いキスのあとに、舌が入り込んでくる。そのかなりのテクニックに、ぼくはちょっとうろたえた。初心者向けのアトラクションなのに、この承太郎はひどくセックスに手馴れていそうな感じがする。

 

彼の手が胸のピアスを触った時は、思わず声が漏れてしまった。指で転がされた後に、ピアスごと乳首を引っ張られて、ひ、と息を飲むと、承太郎がにやりと笑う。

 

「なあ、花京院……おれのこと、覚えているか?」

 

はあはあ、ともう既に息を荒げながら、ぼくが答えられずにいると、覚えてねえか、と承太郎はため息をついた。

 

「もう5年も経つからな……」

 

おれは忘れたことなかったけどな、と彼はぼくの尻からアナルプラグを抜くと、太い指を一気に三本も入れて、ぐちぐちとぼくの後孔を嬲った。

 

「もうとろとろじゃあねえか……すぐ突っ込んでも大丈夫そうだな」

 

一時間めいっぱいハメ倒してやるからな、と承太郎はぼくを押し倒すと、既に完全に勃起したペニスを擦り付けてきた。しかし、そのペニスの亀頭の下の所がぼこぼこと歪な形をしている。

 

「な、なに……」

 

ぼくが恐怖に顔を引きつらせて問えば、承太郎は何でもないようにこう言った。

 

「ああ、シリコンのボールが入っているだけだ」

 

力抜けよ、と彼が囁いた瞬間、熱く太い楔がぼくの体の中に入ってくる。今までセックスしてきた中でも巨大な部類に入るペニスが、粘膜を掻き分けて奥まで挿入され、ぼくは体を仰け反らせてそれだけでイってしまった。

 

「ふあぁぁあ〰︎〰︎〰︎〰︎っ」

 

びゅるる、と勢いよく飛び出た精液が、承太郎の胸を濡らす。承太郎は満足そうに笑うと、容赦無くガンガン突き上げてきた。

 

「おい、入れただけでイっちまったのか?こんなんでへばってたら大変だぜ」

 

ほら気合い入れて頑張りな、と思い切り尻を叩かれて、ぼくは悲鳴をあげた。

 

「やら、こんなのやらぁっ、あ、あん、あっ、このおちんちん、こ、こりこりする……っ、こわい、ぬいてっ」

 

ぐい、と承太郎の厚い胸板を押すも、全くびくともしない。承太郎はぼくには構わず、ぐりぐりと腰を押し付けてくる。彼のペニスに埋め込まれているシリコンのボールが、ぼくの弱いところをさっきからずっと刺激しているせいで、堪らない。

 

「や、らめ、ほんとに、らめっ、あ、イク、またイク、やらっ、もうきもちいいのやらっ、あ〰︎〰︎〰︎〰︎っ」

 

ずん、と奥をこじ開けるように突かれて、ぼくはまた大声で叫びながら絶頂を迎えた。すっかり馬鹿になったぼくのペニスは、精液なんだか潮なんだかよくわからない液体を、噴水のように噴き上げている。

 

「おいおい、あんなに男を食いまくってたくせに、自分のちんこの躾もできてねえのか……」

 

びしゃびしゃじゃあねえか、とぼくを詰る承太郎はひどく楽しそうだった。彼はぼくのだらしないペニスをひとしきり手で弄んだ後、コートのポケットから取り出したコックリングをぎっちりと根元まで嵌め込んだ。

 

「ひっ、やだ、これとって、これやだっ、あ、あひっ、イ、イきたいっ、おねがい、これやだぁっ」

 

子供みたいに泣きじゃくるぼくを、承太郎はうっとりした表情で見つめつつも、決してピストンのスピードはゆるめない。ぼくは激しく奥を突かれ、前立腺をシリコンの凹凸で擦られ、射精することもできずに、ただ承太郎から与えられる暴力的な快楽を受け入れるしかなかった。

 

「あ〰︎〰︎っ♡あ〰︎〰︎っ♡」

「ふっ、遊んでる割に、締まりはいいし、ちゃあんとピンク色なんだな……」

 

ペニスを咥え込んだぼくのアナルを指で広げ、しげしげとそこを眺めながら、承太郎はそろそろ出すぞ、と囁いた。

 

「あ、あっ♡ひあ、あ、あっ、あ〰︎〰︎っ♡」

「オラ、しっかり受け止めろよ……っ」

 

ぐ、と体を折りたたまれ、上から体重をかけるようにして、承太郎が奥まで入り込んでくる。少しの隙間もないくらい密着したまま、ぼくの中で彼のペニスが弾け、どろどろと熱い液体が注がれていく。

 

「ああ……あ……♡」

 

全身の血液を全て集めたかのような、ドクドクと脈打つ力強いペニスから、延々と精液を注がれる。ぼくはコックリングのせいで射精することもできず、後孔だけをひくひく痙攣させながら、絶頂を迎えるしかなかった。

 

「はあ……っ、きゅうきゅう吸い付いてくるの、かわいいな……」

 

そんなに気に入ったか、と問われて、ぼくはぼうっと霞む頭で、それでも何度も頷いた。このペニスは凄い。ぼくという枠組みを吹っ飛ばし、ただの純粋な生命の塊にしてしまう。ぼくはただ、彼の愛情と欲を受け止めるだけの器になる。ぼくの返事に承太郎は嬉しそうに笑い、じゃあそろそろ思い出してもいいんじゃあねえかと言った。

 

「この顔に見覚えがあるだろ」

 

そこでようやくぼくは、目の前にいる承太郎が、ぼくが中学2年の時に童貞を奪った同級生だということに気づいた。

 

「あ……君、思い出したぞ……中学の時、ぼくの隣の席だった……」

 

ぼくがセックスにハマり始めた頃に、童貞だけもらって、その後すぐに親の仕事の都合で遠くに引っ越したと聞いていた同級生だ。あの時はまだ他の承太郎に比べて背も低くて、眼鏡をしていて、物静かな印象だったが、それがどうだ。今や2mはあろうかという獣だ。

 

「ああ……親の転勤で泣く泣く別れたが、ずっと好きだったのに……それがなんだ、お前ときたら散々他の男を食いまくりやがって……」

 

どうやったらおれのもんにできるか色々と考えたが、淫乱なお前は体に教え込むのが一番いいだろう、と承太郎はまた硬度を取り戻したペニスで、ぼくのアナルを犯し始める。

 

「ボートを降りたら、噴水広場に行くから覚悟しとけよ」

 

おれは根に持つ男だからな、とにやりと笑う承太郎に、ぼくは目眩がした。



 

その後、承太郎の宣言通り、一時間ずっとボートの上で散々犯され、中出しされたぼくは、足に力が入らず、承太郎の肩に担がれて噴水広場に連れてこられた。承太郎は噴水の真ん前に陣取ると、SMプレイ用の拘束台にぼくを括り付けた。誰に気兼ねすることなくセックスに溺れている承太郎と花京院たちの視線が、異様な雰囲気を纏ったぼくたちに注がれる。

 

「オラ、ちゃあんと挨拶しな」

 

ばしん、と尻を叩かれ、ぼくはゆっくりと顔を上げた。四つん這いの状態で、がっちりと動けないように鎖で四肢を拘束されている。目の前には、ぼくがランドでセックスしたことのある承太郎もたくさんいた。

 

「あ……ぼ、ぼく、花京院典明は……今まで、たくさんの承太郎と……セックス、してきましたが……今日から、ぼくの後ろにいる、空条承太郎専用になります……今から、ぼくと承太郎の……マーキング種付けセックス……見てくださ、ひぎぃぃっ♡」

 

言い終わるや否や、何の前触れもなく、後ろから承太郎がペニスを突っ込んできた。ぼくは凸凹と突起のあるペニスに奥まで蹂躙され、思わず叫ぶ。

 

「ああっ、あ、あっ♡しゅごい、きもちぃっ♡しんじゅちんぽ、こりこりするっ♡ああっ♡らめ、も、おかひくなるっ♡あ、あ、あ〰︎〰︎〰︎〰︎っ♡」

 

コックリングを嵌められたぼくのペニスは、痛いほど勃起し、パンパンに腫れているのに未だに射精を許されない。何十回分の絶頂に伴う、行き場を失った精液が、ぐるぐる下腹の中を渦巻いてる気がしてくる。承太郎はぼくには一切遠慮せず、時折子供を叱るようにバンバン尻を打ってきた。その度ぼくが体を跳ねさせ、ぎゅうぎゅう承太郎のペニスを締め上げるのが面白いようだ。

 

「オラ、もうおれ以外とセックスしないって宣言するんだろ……できねえとちんこにもピアスあけて、乳首と繋ぐぞ」

 

早くしろ、とガンガン突き上げられて、ぼくは涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、何度ももう承太郎以外とえっちしません、ごめんなさい、許してください、と繰り返した。承太郎はご褒美だと言ってしこたま中出しし、ぼくのペニスをぐいぐい引っ張って遊んだ。ぼくは叫び、泣きながら体をばたつかせ、しまいにはとうとう気を失ってしまった。



 

目覚めるとぼくは承太郎の腕の中で、どうやら彼の家に連れてこられたようだった。股間と尻が痛くて下を見ると、大仰な貞操帯が付けられているし、いつの間にか左右の乳首のピアスをチェーンで結ばれている。ぼくはクラクラしながらも、ぼくを抱き込んで眠る承太郎の頰をつねったが、彼は幸せそうにだらしなく笑うだけで、全然起きる様子がない。仕方がないのでぼくは諦めて、承太郎の筋肉で盛り上がった胸に顔を埋めて、再び目を閉じた。

 

おしまい

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